ギターを弾くのに指が痛い!対策は弦の○○

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ギターを始めたはいいものの、こんなことで悩んで挫折しかけていませんか?

指が痛すぎて弾く気にならない…
調整すると楽になるというけど、何をすればいいのかわからない…

楽しそうだから始めたギターなのに、指が痛くて弾くのが辛かったら全然楽しくないですよね。

ギターを15年ほど続けている僕が、そんな痛みの乗り越え方をお伝えします。

僕が伝えることを実践すれば、
ギターを弾くのが楽しい!
練習のやる気が出た!
と、ギターに対してポジティブな気持ちになれるのでぜひ試して下さい!

細い弦
買ったばかりのギターにはどんな太さの弦が使われているかわかりません。
そして普通〜太めの弦が貼ってあった場合、押さえるのに結構指の力が必要です。

細い弦を張ると押弦のための力が少なく済むので、細い弦を張るのがおすすめです!

色々なメーカーにより色々な太さがありますが、
アコギの場合
1弦の太さ= .010

エレキの場合
1弦の太さ= .009
となっているものがおすすめです。

大抵、商品パッケージや商品名が「エクストラライトゲージ」や「スーパーライトゲージ」となっているものが細い弦です。

ちなみにゲージとは弦の太さのことです。

太い弦の方が音にコシがあるから細い弦なんか張っちゃだめって聞いたことがある。
という意見もあるかもしれませんね。
でも今せっかく憧れを持って始めたギターに挫折しかけているあなたに必要なことは、「いかにギターを楽に、エンジョイしながら弾けるか」ということですよね。

弦の太さと音のコシは天秤のような関係なので、今は太くてコシのある弦より細くても楽に弾けることを優先しましょう。

細い弦に慣れて弦を押さえることに慣れたら次に張る弦を太いゲージのものにすればいいだけです。

半音下げチューニング
ギターの弦を緩めることで少ない力でも押さえられるようになる工夫です。
文字通り通常のチューニング EADGBEから半音下げたE♭A♭D♭G♭B♭E♭に合わせる方法ですね。

普通のクロマチックチューナーなら上記の音程に、クロマチック表示ではなくギター専用とかのチューナーの場合は半音下げモードなどがあるので説明書やチューナー本体についているボタンなどをよく確認して設定しましょう。

半音じゃなくて1音さげならどうなんだ?っていう疑問については、結論としてはアリだと思います。
ただ音を下げるほど弦の振動幅が広がって、弦がフレットにぶつかることでビビるようになると思うので、その分音色は犠牲になります。
僕の主観と独断と感覚としては、アコギでもエレキでも半音下げが限界かな、と思います。

カポ
即効性の高いすぐ出来る対策として、カポタストをつけて練習する方法があります。
カポを持っている人は試しに1フレットにつけていつも弾いている曲やコードを押さえてみてください。
少し左手が楽に押さえられませんか?

これは解放弦(つまりナット)から指板までの距離と、1フレットから弦までの距離の違いによるものです。
ギターは大体ナットよりもフレットの方が低いので、カポをつけることで1フレットを擬似的にすごく低いナットのようにすることが出来るんですね。

ちなみに半音下げチューニング+カポ1フレットでレギュラーチューニングと同じ音の高さで弾くことができます。

ギターの調整
買ったばかりや工場出荷時のままのギターは、それぞれのメーカーの適正な弦高に設定されています。
ただあなたの手元に届くまでにネックの状態が変化して反っていたり、反っていたりします。
ギターをある程度弾いているとナット溝の深さやサドルの調整によって弦高を自分好みに変えたりしますが、基本的にアコギの調整は部品を削るので元に戻せません。
単語や用語の意味が分からない人は無理に触らない方がいいです。必ずリペアや調整を行なっているお店に持ち込んで相談の上実践してください。

ネックのトラスロッド調整
ネックの反りの状態を確認して調整します。
ネックの反りの状態はやや順反りが良いと言われていますが僕はまっすぐが好きですね。
きちんと整備されたネックはしかるべき方向から見ると定規のようにピシッと真っ直ぐに見えます。
ネックの反りは本来、弦高調整の目的で行うものではありませんがネックの状態によって弦高が変わるのは間違いないです。
なのでこれはサドル・ナット調整を行う前の前提の工程ですね。

サドル調整
手先が器用で、部品が壊れるリスクを承知で、適切な状態を判断出来る耳や感覚を持っていて、根気強く作業に臨める。そんな人にオススメなのがサドル調整です。

アコギの場合はサドルという部品をブリッジから取り、底面を紙やすりで削ることで弦高を低くしていきます。
僕自身も自分のアコギで何回もやりましたが、完全な平面を出すのはかなり難しかったです。
ただ自分自身興味があったのでチャレンジしたいという気持ちが勝り、何時間も何回にも分けて微調整していきました。

エレキの場合はネジを回すだけですがこれも結構根気の要る作業ですね。

ただこのあたりの調整を自分で行うとギターに対する理解がぐっと深まります。
ギターの楽しみ方は好きな曲を弾いたり練習するだけじゃなくて、こういう手入れも一種の嗜みとして楽しめるといいですね。

ナット溝調整
ナットには弦がはまっている溝があります。
その溝をさらに深く削ることで弦高を下げる方法です。
ただこれは僕自身やったことがないので何も言えません…!
リペア店に持ち込んで相談してください!

指のカサブタ
ある種根性論になるのですが、ギターをたくさん弾いていると押弦している指先がだんだんと固くなってきます。
僕が初心者の頃はアコギを買ってから毎日1-2時間弾いて大体1ヶ月ですっかり指先が固くなって、押弦の時の痛みがなくなりました。
弦高があまりも高くて弾きづらいギターで指が固くなるまで弾け!というのはあまりにも乱暴な理論ですが、とはいってもギターを弾いていると指先が固くなって痛みが減るというのは事実です。
痛くないからギターが弾けるのか、ギターを弾いてたから指先が固くなって痛くないのか。
鶏と卵みたいな関係ですが、でもある程度は我慢して指先が固くなるまで練習する必要があると思います。
もしこの記事を理解して実践しても、自分のギターの状態がダメかどうか分からない場合、友達のギターを借りて弾かせてもらったり、目的は伏せて楽器店で少し試奏させてもらってください。
普段弾いている自分のギターより弾きやすい場合、どこがどうなっているのか観察した上で、その知識を自分のギターの調整に役に立ててください!

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