椎名林檎のや東京事変の丸の内サディスティック、良い曲ですよね。でも、
弾き方がよくわからない…
コード譜サイトを見ても音が何か違うような気がする…
ギターソロパートを弾きたいけど上手く弾けない…
そんなことはありませんか?
今回はギター歴19年/楽譜制作歴8年の僕が、ギター初心者でも椎名林檎の丸の内サディスティックが簡単に弾けるように解説していきます!
この記事で解説している奏法をしっかりと練習すれば、ギター初心者でも椎名林檎の丸の内サディスティックの伴奏が弾けるようになるでしょう。
(全くのギター初心者ではなく、ある程度コードを覚えて弾けることを前提に解説をしています。ご了承ください)
後半の方では少し難しいですがリードギター(いわゆるギターでメロディを弾くギターソロ)の解説もしています。
ぜひ最後までご覧ください!
ちなみに他の曲も解説しています。あなたが好きな曲も解説してあるかも?こちらをご覧ください!
丸の内サディスティック ギター Tab譜付き演奏動画
Tab譜付き演奏動画のお手本は現在準備中です。乞うご期待!
丸の内サディスティック ギター コード伴奏 弾き方解説 全体
全体
半音下げチューニングです。カポはつけません。
原曲キーはEbで、PlayKeyはEで演奏します。
全体的にコード伴奏はコード弾きに加えてブラッシングや、ハイポジションを使った特殊なコードを使って面白い響きになるようにアレンジしました。
リズムは遅い16ビートのストロークが基本になります。
リズムが跳ねているので、ハーフタイムシャッフルやスウィングフィールを意識しましょう。
参考音源
丸の内サディスティックにはいくつかバージョンがあり、要所要所によって良いところを参考に今回の楽譜を作成しました。
丸の内サディスティック 通常ver
まずは普通の丸の内サディスティックです。
このバージョンのフィーリングや感じを土台に再現するように採譜しました。
幕の内サディスティック 東京事変ver
東京事変が演奏するバージョンの丸の内サディスティックです。
動画が色々なライブの良いとこどり、幕の内弁当のような丸の内サディスティックです。
亀田師匠が演奏するベースソロを再現するように今回の楽譜に落とし込みました。
丸の内サディスティック EXPO Ver
椎名林檎さんのアルバム「三文ゴシップ」の収録されているEXPO Verです。
ラストサビが終わった後、エンディングでの浮雲さんと林檎さんのコーラスの掛け合いのような場所を今回の楽譜に書き起こしました。
上述の東京事変verではエンディングが同じ歌詞の繰り返しですが、EXPO Verの方が繰り返されずちゃんと歌われていたのでこちらを採用。
丸の内サディスティック ギターコード伴奏 弾き方解説 イントロ
Tab譜はこちら
冒頭の4小節はパームアタック、サムピング、ゴーストノートを駆使したスラム奏法風のパーカッシブなフレーズから入ります。
通常verの原曲ではタップダンスらしい音が入っていますがそれを再現するためのこの奏法を使いました。
たぶん初心者の方には難しいと思うので、同じようなリズムをピックストロークでカッティングするか、まるまる省略しても良いと思います。
それ以降、鍵盤ハーモニカの音でメロディが演奏される部分はしっかりコード伴奏を弾きましょう。
G#7やC#m7などはセーハを使わないと押さえられないコードなのでこれを機にチャレンジしてみましょう。
E7は2種類押さえ方がありますが、先に出てくる方は1,6弦の開放弦を鳴らしながら5,6,7フレットを使った特殊な運指です。
C#m7 Cm7 Bm7は半音ずつコードが下がります。通常verにはありませんが個人的に好きなコード進行なので東京事変verを参考に取り入れました。
丸の内サディスティック ギターコード伴奏 弾き方解説 Aメロ
タブ譜はこちら
イントロと同じようなコード進行になります。
歌のメロディとバッチリあうような伴奏のリズムなので、xで記した箇所はしっかりブラッシングするか、ミュートで音を止めましょう。
C#m7がシンコペーションでリズムが食ってるのも要注意です。
丸の内サディスティック ギターコード伴奏 弾き方解説 Bメロ
タブ譜はこちら
出てくるコードが少し変わります。
Amaj7ではなく普通のA、E7ではなくEmaj7になっています。
AからBはバレーコードのフォームで5から7フレットへ横移動するだけ、
Emaj7は押さえ慣れない形かもしれませんが、1,6弦を使った特殊なコードフォームです。
Emaj7からG#7に移動する時忙しいと思いますがしっかり間に合うように左手を移動しましょう。
丸の内サディスティック ギターコード伴奏 弾き方解説 サビ
タブ譜はこちら
基本的にイントロと同じコード進行です。
丸の内サディスティック ギターソロ 弾き方解説 イントロ
ギターソロ(リードギターパート)のフレーズはこちらで解説します。
タブ譜付き演奏動画は準備中
タブ譜はこちら
丸の内サディスティックのリードギター(ギターでメロディを弾くギターソロパート)は基本的に半音下げチューニングの状態でEメジャースケールを中心に演奏します。
Eメジャースケールの音の配置は下記をご覧ください。
イントロのソロは鍵盤ハーモニカで演奏されていて、それをギターソロで再現したフレーズになります。
ハンマリングやプリングを使って表情をつけたり、あとは2音同時に鳴っているところはダブルストップという奏法を意識してポジションを決めました。
ハイフレットでの慣れない場所での演奏かもしれませんが、こういうリードプレイがサラッとできるととてもかっこいいです。
また今回のこのフレーズのポジションや運指は汎用性が高く使い回しができたり、ブルースやロック系のフレーズで割と出てくるので、覚えておいて損はないです。
左手の運指は人によって最適な押さえ方が変わると思います。
そのため細かい説明は省略しますが、タブ譜付き演奏動画を見ながら弾いて照らし合わせるとわかりやすいかと思います。
(タブ譜付き演奏動画は準備中です。)
解説を見ても難しい場合
僕は独学でギターを始めて、とても回り道をしながら亀のような歩みで少しずつギターが上手くなってきました。
僕がギター初心者の時にこの曲にチャレンジしていたら、伴奏パートが弾けるようになるまで何ヶ月もかかっていたことでしょう。
解説を見ても上手く弾けない場合は、当時の僕のように、コードの押さえ方、右手の弾き方、また練習への取り組みなど、基礎基本が足りない場合があります。
「このときこんな風に悩んでいたなぁ…こんな風に教えてくれる人がいたらもっと早く上手くなれたのに…」と後悔することもあります。
そこでそんな風に悩んでいる方へ、ギターの基礎を身につけながら曲のレパートリーを増やせるオンラインレッスン講座を作りました。
僕のように無駄な回り道をせず、最短で弾きたい曲が弾けるようになるまでの知識/技術を身につけてください。
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