夜明けと蛍、良い曲ですよね。でも、
弾き方がよくわからない…
コード譜サイトを見ても音が何か違うような気がする…
ギターソロパートを弾きたいけど上手く弾けない…
そんなことはありませんか?
今回はギター歴19年/楽譜制作歴8年の僕が、ギター初心者でも夜明けの蛍が簡単に弾けるように解説していきます!
この記事で解説している奏法をしっかりと練習すれば、ギター初心者でも夜明けと蛍の伴奏が弾けるようになるでしょう。
(全くのギター初心者ではなく、ある程度コードを覚えて弾けることを前提に解説をしています。ご了承ください)
後半の方では少し難しいですがリードギター、いわゆるギターでメロディを弾くギターソロの解説もしています。
ぜひ最後までご覧ください!
ちなみに他の曲も解説しています。あなたが好きな曲も解説してあるかも?こちらをご覧ください。
夜明けと蛍 ギター伴奏 弾き方解説 イントロ
伴奏を動画で解説しています。下記の動画もご覧ください。
まずはレギューラーチューニングの状態でカポを3フレットにつけます。
基本的に伴奏は指弾きなのでピックは使いません。
右手は4フィンガーで1弦薬指、2弦中指、3弦人差し指で弾くようにしてください。
親指は後述のEmの例やC,D,など、ベース音によって弦が変わるので注意しましょう。
コードはEm、G/B、C、D、Gを中心に演奏します。
このコードはイントロ、Aメロ、サビなど曲全体を通じて使うコードになるのでしっかりと弾けるように把握しておきましょう。
原曲を聴くと、イントロはギターとピアノで伴奏が演奏されています。
今回はギターだけでなくピアノの音程も参考に、ギター1本で感じが出せるようにタブ譜を作りました。
例えばEmは普通の押さえ方では1弦3フレットは押さえませんが、今回のタブ譜では押さえるアレンジにしてあります。
またEmを弾くときはベース音は普通6弦開放弦になりますが、今回は4弦2フレットにしてあります。
G/B(GonB)は右手で弾く弦を変えます。
C,D,Gは基本的な押さえ方なので特筆することはありません。
それぞれの休符の箇所は、右指で弦に触れることで音を止めると良いと思います。
夜明けと蛍 ギター伴奏 弾き方解説 イントロ後半
イントロ後半、リードギターによるメロディが入ってくるパートの解説です。
バッキングつまり伴奏は何をしているかというと、イントロ前半と同じようなコード進行を指弾きで弾いています。
イントロ前半は4本同時に弾く→休符の繰り返しでしたが、ここからアルペジオが出てきます。
間違った弦を弾かないようにしっかりと上述のように、指と担当する弦を決めて弾くようにしましょう。
D#dim7は少し難しい和音ですが、2-3-4弦だけを見るとDのコードフォームと同じなのでDが弾ければ割と押さえやすいと思います。
1弦2フレットは小指で押さえてください。
もしD#dim7が難しければB7で代用しても良いでしょう。
夜明けと蛍 ギター伴奏 弾き方解説 Aメロ
Aメロはイントロが弾ければ難なく弾けると思います。
ここでも右手の指と担当する弦を間違えないように注意しましょう。
コード進行はイントロとほぼ同じです。
基本的には上述のタブ譜を繰り返し弾いて、サビ直前の最後のGだけアルペジオを止めて6弦3フレットの音を伸ばすと良いでしょう。
夜明けと蛍 ギター伴奏 弾き方解説 サビ
サビも基本的にはコード進行は同じですが、2段目のコード進行で注意が必要です。
C、C#dim、D、D#dim7→次の小節でEmと、ベース音が半音ずつ上がっていきます。
C#dimはCから1フレット右側に手を動かしただけの単純なフォームですが、これは初心者でも弾きやすいように、かつ指弾きのときだけ弾けるとても特殊なフォームです。
例えばCは通常4弦2フレットを押さえますが、今回そこを押さえていません。
そのため次のC#dimでも4弦を無視しているからこそできるコードフォームであること、注意ください。
夜明けと蛍 ギターソロ 弾き方解説
リードギター(ギターでメロディを弾くギターソロパート)は基本的にGmペンタトニックスケールを中心に演奏します。
Gmペンタトニックスケールの音の配置は下記をご覧ください。
n-bunaさんはギターソロはペンタトニックを中心に、一部をメジャースケールを弾くような音遣いでメロディを構成することが多いです。
夜明けと蛍も基本的にペンタを中心に演奏されています。
上記ではGmペンタと書きましたが平行調のBメジャーペンタと考えてもらっても問題ありません。
またはGmスケール、Bメジャースケールとして捉えてもらっても良いでしょう。
上記のタブ譜で書いたP.M(パームミュート)はブリッジミュートのことです。
この曲はアコギでギターソロが演奏されています。
なのであまりブリッジミュートを強くかけるとメロディが聞こえづらいので、軽くかける程度で良いと思います。
左手の運指は人によって最適な押さえ方が変わると思います。
そのため細かい説明は省略しますが、僕は下の動画のように演奏しているので参考にしてみてください。
解説を見ても難しい場合
僕は独学でギターを始めて、とても回り道をしながら亀のような歩みで少しずつギターが上手くなってきました。
僕がギター初心者の時にこの曲にチャレンジしていたら、伴奏パートが弾けるようになるまで9ヶ月はかかっていたことでしょう。
解説を見ても上手く弾けない場合は、当時の僕のように、コードの押さえ方、右手の弾き方、また練習への取り組みなど、基礎基本が足りない場合があります。
「このときこんな風に悩んでいたなぁ…こんな風に教えてくれる人がいたらもっと早く上手くなれたのに…」と後悔することもあります。
そこでそんな風に悩んでいる方へ、ギターの基礎を身につけながら曲のレパートリーを増やせるオンラインレッスン講座を作りました。
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