ギターが弾きにくい時は?ギターの調整とお手軽対策9選

お悩み解決
「アコギの弦高って、低くしたら弾きやすくなりますか?」という質問を頂きました。   なんだかコードが押さえにくい… ギターが弾きにくく感じる… もっと楽に押さえられたら良いのに… と感じたことはありませんか?   弾くにくいと感じたままガムシャラに頑張るなんて…せっかく楽しいギターが修行みたいに苦痛に感じてしまいますよね。 今回はギターが弾きにくいと感じたときの調整方法とお手軽対策方法をアコギ/エレキ両方の観点からお伝えします! 弾きやすいギターで曲を奏でるというのは、新しい服や靴を買ったり、好きな漫画や本を買った時くらい軽やかでワクワクした気持ちになれます!(僕の個人的意見です) 今回お伝えする調整や対策を行えば今持ってるギターでも格段に弾きやすくなると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!    
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ギターが弾きにくい時は?お手軽対策編

調整にはリスクが伴いますが、こちらのお手軽対策はほぼノーリスクで出来ることを書いていきます!

弦交換する

最後にギターの弦を交換したのはいつですか?弦が酸化して色が変わったり、サビたりしていませんか? 古い弦を使っていると押さえやすさが変わってきます。特に滑りにくくなるので横に手を動かすような場合はコードチェンジがしにくくなります。 弦は消耗品です。普通の弦なら長くて2-3ヶ月、錆びにくいコーティング弦でも半年も弾けばもう交換しても良い頃です。  

細いゲージを使う

弦を交換する時に、今弾いているものより細い弦を張ると押弦が楽になる場合があります。 細い弦は太い弦より張力が弱く、そして張り替えると弦高も若干変わるので前より力を入れずに弾けるんですね。 今張っている弦の太さが分からない場合は、これから買う弦はエクストラライトやスーパーライトといった、一番細い弦を買うと良いでしょう。 ただ細い弦は響きやサウンドも細くなります。音の迫力が変わることがあるので注意しましょう。 あまりにも音が気に入らなければもう一段階太いゲージに交換すればOKです。 色々な弦を試すのもギターの楽しみ方の一つです。あなたにとって最適な弦が見つかるようにじっくり腰を据えて取り組みましょう!  

フィンガーイースを使う

弦の滑りが悪くて押さえにくくなっている場合、指板潤滑剤(通称フィンガーイース)を使うのも良いです。 スプレー状になっているので指板(特に弦)に吹きかけることで滑りが良くなります。 指板にあまり良くないという話も耳にしますので、気になる方はティッシュや布などに染み込ませてから、それで弦に塗布するように使うと良いでしょう。  

半音下げ+1カポ

弦高調整や弦交換をしなくても手軽に弾きやすくする方法があります。それが半音下げ+1カポです。 半音下げチューニングはギターで演奏しにくいキーの曲を演奏する時や、重いサウンドが欲しい時に使われるチューニングです。 そしてカポは指板にカポッとつけるだけでお手軽にキーを変更することができるアイテムです。   半音下げチューニングにした状態で1フレットにカポをつけると±0でレギュラーチューニングと同じなります。 しかし半音下げチューニングは弦の張力が弱くなるので、弦が押さえやすくなります。 そしてギターはナット溝より1フレットの方が低いので、カポをつけると弦高が低くなります。 弦高が低くかつ押さえやすいというメリット、さらに半音下げではなく元キーで演奏できるメリットを同時に受けることができるんですね。   ちなみにこの方法がお勧め出来るプレイスタイルはアコギでローコードを弾く時のみです。 アコギでもハイポジションでコードを弾くことがありますが、特にエレキでは高いフレット弾く機会が多いですよね。半音下げ+1カポはポジションと演奏する場所が通常とズレます。 その分混乱する原因になりますし、スケールを覚える場合には通常とは違うポジションを覚えることになるので練習が逆効果になるのでご注意ください。 ちなみに頻繁にチューニングを変えると弦が切れやすくなるので気をつけてください!  

構え方を見直す

一番根本的かつ実践的なのがギターの構え方を見直すことです。 手が小さくてもギターが弾ける人が居るように、その時その状況に合わせた適切な構え方をすることで大抵の場合は押さえやすくなります。 基本的なギターの構え方はありますが、どのポジションやフレーズでも弾きやすいという万能な構え方はありません。 また体格や腕の長さ、ギターのサイズや押さえるコード/フレーズによって最適な構え方は変わってきます。 左手の親指の位置や腕の角度をどうすると押弦しやすいのか、右腕や肘でどの程度ボディを押さえつけると左手の運指が楽になるのか。 文章では最適な構え方を表現することは難しいですが、考え方の一つとして頭の片隅に留めておいてもらえればと思います。  

他のギターと比べてみる

友達や知り合いが持っているギターを触らせてもらったり、また大声では言えませんが楽器店にあるギターを試奏させてもらって、あなたが今持っているギターとの違いを比べて見ましょう。 ギターごとにセッティングが異なり、その僅かな違いが弾きやすさに直結することを比べて見てください。 また色々と弾き比べても今持っているギターとあまり弾き心地が変わらない場合は、お持ちのギターのセッティングが標準的で適切である可能性が高いです。 逆に弾き比べて自分のギターが弾きにくい場合は、メンテナンスや調整を検討した方が良いかもしれませんね。    

ギターが弾きにくい時は?調整編

ギターは適切な状態に調整されて初めて高いパフォーマンスを発揮することが出来ます。 高級なギターでも適切なセッティングや調整がされて居ないと、弾きにくく感じたり良い音が出なかったりします。逆にお手頃価格のギターでもしっかり調整すれば弾きやすくなるということですね。 そこでギターが弾きにくいと感じた時はどんな調整をすれば良いのかこちらに書いていきます。 僕はギターの調整や手入れが結構好きで、大体のトラブルは自分で解決してきました。もちろん元に戻せない失敗をしたこともあります。 ギター調整はギター弾きとしての嗜みの1つではありますが、失敗した時のリスクを考えて自己責任で実施していただくようお願いします。 不安な方は楽器店に持ち込んでリペアマンさんに対応してもらいましょう!  

弦高調整

指板と弦の間の隙間のことを弦高と言います。 この隙間が広いと弦を押さえるのに力が必要に、逆に狭いとあまり力を入れずに弦を押さえることが出来ます。 弦高は12フレットと弦の隙間を測ってmm単位で確認を行います。弦高はメーカーや演奏者によって結構好みが変わってきますが、僕が適切だと思う弦高は次の通りです。 エレキ:1弦側1.5mm、6弦側2.0mm アコギ:1弦側1.7mm、6弦側2.2mm   ただ弦高は高いと弦の振動幅が増えて豊かな音を奏でることが出来ます。つまり演奏に支障がない範囲で出来るだけ弦高を高く設定するのが一番バランスが良いということですね。 ちなみに弦高が低すぎるとと”弦を押さえている感覚”もだんだん減ってきます。弦からの抵抗が感じられないとどれくらい力を入れれば音が鳴るかもわかりにくいので無駄な力が入りやすいです。   エレキギターの場合はブリッジのネジを回すことで高さを調整出来ます。低くしすぎたときには高く戻せるということですね。 一方アコギの場合はサドルを削って調整するので元に戻せません。さらに削り方が甘いとブリッジとサドルが触れる接地面が少なくなるので、振動が上手くボディに伝わらず音の響きが悪化します。 また低すぎると弦を弾いたときにフレットに触れて音がビリビリと言う、通称ビビるという現象が起きます。最悪なケースではブリッジを削りすぎると弦に触れなくなり、音がまともに出ず楽器として機能しなくなるリスクもあります。 弦高調整は音質と弾きやすさのトレードオフ、そしてリスクとリターンが表裏一体になった調整です。 弦高を低くすると弾きやすくなるのは事実ですが、しっかりと考えてから挑みましょう!  

トラスロッド調整

指板とネックが弦の張力に耐えきれず反ってしまうことがあります。また湿度や温度、経年による変化で反る場合もあります。 そんなときにはネックの中に入っているトラスロッドという部品を回転されることで調整が可能です。   弦の張力にネックが負けて順反り(弦高が広くなる方向)すると仮定すると、トラスロッドを逆方向に反るよう調整することで弦とネックのバランスを取ることが出来ます。 ちなみにネックの反り具合は弦の太さにも影響されます。太いゲージを使うと順反り方向、細いゲージを使うと逆反り方向に変化します。   僕はアコギでは1回しかトラスロッドを回したことはせんし、その時も15°程度しかネジを回転させませんでした。 エレキでは昔は弄りたいばかりに頻繁に調整しましたが、最近は弾きにくさを原因にトラスロッドを回すことはありません。 幸いトラブルに遭ったことはありませんが、トラスロッドの調整はネックのヒビ、塗装の割れといったリスクを伴います。 トラスロッドや反りといったトラブルは熟練者による判断と調整が必要になる箇所ですので、楽器店に持ち込むことをお勧めします。  

ナット溝調整

ローコードを押さえるのが大変な場合、ナット溝調整を行うというのも手段の一つとしてあります。 ただこちらは僕自身が行ったことがないため、あまり書くことがありません。あくまで調整方法の1つとして存在する、ということだけお伝えしておきます。    

弾きにくいギターで練習を続けた僕の経験談

ギター初心者のときに抱く疑問は解決方法が当事者では分からないことが多いです。 逆に疑うことなくそのまま根性で弾き続けるというのも問題です。   僕は昔、家にあったほぼジャンクと呼べる古いクラシックギターでギターを始めました。 ブリッジは剥がれかけてネックは反り、弦高が1cmくらいあるボロボロの状態のギターでコードを押さえていました。 ちゃんとしたギターを買おうと思って楽器店で初めて試奏したときには、一発でFが綺麗に鳴らせました。粗悪な状態のギターで初心者の壁と言われるFを習得してしまっていたんですね。 普通のギターはこんなにも弾きやすいのかと感動したと同時に、もっと早く普通のギターが欲しかったと後悔もしました。そして弾きづらいと疑問を抱いた時に質問が出来る人が身近に居れば良かったのに、とも思いました。 よければ下記からどうぞ!
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