ギターが難しい?無理ゲーと感じる時の対処法7選!

練習

一生懸命練習してるこの曲、本当に難しすぎる…

もしかしてギターの演奏って無理ゲーなのでは?

ワクワクしながら始めたギターなのに辞めそう…

 

と悩んでいませんか?

ギターの練習って、難しいと暗闇の中を手探りで進むような気持ちになってしまいますよね…

そこで今回はギター歴20年のギター講師である僕が、ギターが難しいと感じた時の対処法を解説していきます。

この記事を最後まで読めば難しいと感じている曲との付き合い方に光明が刺し、練習方法のヒントも得られますので是非ご覧ください!

 

 

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ギターが難しい?無理ゲーと感じる時の対処法:技術編

1箇所ずつ練習してみる

練習のモチベーションを保つ方法の一つに”上達と進捗を感じる”という考え方があります。

曲を漫然と練習して、どこがどの程度上手くなったのか、自分が今どこまで弾けるのか分からないという状況ではモチベーションの保ちようがありません。

どれくらい着実に進んでいるのか、上達が感じられるのか、それを実現するために確実なのは1箇所ずつ練習することです。

コード1つ押さえられたら1小節をゆっくり、1小節弾けたら2小節、コードチェンジのタイミングが出てきたらまた1小節、次は4小節繋げて。

こんな風に少しずつ練習すると着実に上達しながら課題を消化し、”進んでいる感”を感じながら曲の習得に励むことが出来ますよ!

 

 

少し簡単な曲にチャレンジする

今チャレンジしている曲とあなたのレベルがどのくらい離れているか、客観的に分析出来るでしょうか。

例えばスポーツで試合で相手と相対する時にどれくらいレベルが離れているのか分からない時、まるでやる気が出ませんよね。

ゲームでも敵キャラやボスをいくら攻撃しても倒せない時、到底倒せる気がしないとき、つまりゴールや最終地点への進捗が計り知れないに無理ゲーだと感じてしまいます。

 

もちろん音楽は試合や対戦ではないので、ギターと格闘するという考え方は適切ではありません。

ただ曲にチャレンジするということは段階的に乗り越えるべき課題や身に着けるべき技術があるわけです。

今難しいと感じている曲の他に、演奏したい曲がある場合、そしてその曲が簡単そうな場合、そちらの曲にチャレンジしたほうが賢明かもしれません。

 

例えば普段運動してない人がいきなり100kgのベンチプレスにチャレンジしたら怪我をしますよね。

ギターの練習も同じように、その時のレベルごとに消化した方が良い単元や知識技術があります。

より簡単な曲にチャレンジした方がモチベーションを高くキープしながら楽しく練習出来ることでしょう!

 

 

ノリノリで弾いてみる

気分が乗る、調子に乗る、リズムに乗る、という言葉がありますよね。

他にもグルーブがあるとか、スウィングしてるとか、ゾーンに入ってるとか、世界に入りきってるとか、音楽に限らずスポーツや演技などでも、パフォーマンスが最大限発揮されている時を表す言葉は数多く存在します。

実は演奏の時に大切な要素の一つに”ノリ”があります。

ノリノリで弾いていると音楽に没頭することが出来、演奏のクオリティを底上げすることができます。

ノリノリ弾いていると血行が良くなって指の筋肉が動かしやすくなり、脳や神経が活発に動くので集中力が増す時があるんですね。

楽しくノリノリで気分よく弾いているとそれは演奏にも表れます。是非意識してみてください!

 

 

ギターが難しい?無理ゲーと感じる時の対処法:メンタル編

長期的に練習に取り組む

ギターの腕前は日々少しずつ上がり、またある時には今まで弾いてたコードやフレーズが簡単に感じる時がある、そんな風に上達を感じるタイミングにはムラがあります。

今チャレンジしている曲が難しければ難しいほど覚える知識や技術は多くなるので、練習期間も自ずと長くなります。

その曲が弾けるようになるまで何十時間か必要だとしても、数日や1週間で出来る練習量には限りがありますよね。

なのでチャレンジする曲が難しいほど、数ヶ月のスパンで長期的に取り組むのが大切です。

ちなみに同じ曲ばかり弾いていると飽きてしまうので、モチベーションをキープするために簡単な曲やコードを覚えるなど、軽めに消化出来る練習も並行してやっておくと良いでしょう!

 

時間が経ってから再挑戦

これは僕の体験と生徒さんにレッスンをしてきた経験から導いた仮説なのですが、1つの曲から得られる経験値には限界があります。

しかし同じコードや応用が効く技術を他の曲で練習を経ると、同じ演奏技術でもより綺麗に演奏が出来るようになります。演奏に深みや滑らかさが生まれる、と言えばいいでしょうか。

弾きたい曲に必要な技術があったとして、他のAとBという曲にチャレンジした後だとその技術が楽に演奏できるようになっているということですね。

 

今チャレンジしている難しい曲ではなく、他の曲にチャレンジしたり時間が経った後、また再挑戦すると、前より簡単で楽に弾けるようになっていることでしょう。

 

 

 

ギターが難しい?無理ゲーと感じる時の対処法:分析編

実は上達に気付いて居ない

日々練習すれば経験値は着実に積み上がっているはずですが、それを当事者では感じられないことがあります。

例えば1小節弾けるようになった、前よりスムーズにコードチェンジできた、早く弾けるようになった、日々真面目に練習をしているほど小さな積み重ねというのは当たり前になり、上達として認識出来ないということですね。

上達に気がついて居ないというのはとてももったいないこと。

あなたがチャレンジしているその曲は始める前と比べて、上手く弾けたり楽譜を見なくても弾ける箇所がいくつかあるはずです。

たまには練習の振り返りも大切です。積み重ねをしっかり認識しつつここまで弾けるようになった自分を褒めてあげましょう!

 

動画撮影して客観視する

ギターを一生懸命弾くほど、客観的に見たときにどんな演奏になっているのか冷静さを失ってしまうものです。

そこでたまに自分の演奏をスマホで動画撮影をして客観的に見て見ましょう。

自分が弾けると思って居たところが意外と粗があったり、逆に難しいと思って居ても結構弾けていると感じるところがあるかもしれません。

音質や画質はさておき、自分が確認できる程度のクオリティで十分なのでスマホのインカメラでサクッと撮影してみましょう。

ちなみに練習あるあるですが、動画撮影すると同じような画角で何個も撮影することになるので、どの動画が良いテイクだったのか分からなくなっていまします…こまめに消したり管理するようにしましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

技術面、メンタル面、そして分析と、ギターを難しいと感じた時には様々な角度から改善を試みる必要があります。

忙しい勉強や仕事の合間を縫ってギターを弾く時間はとても貴重です。

自分から考えながらギターを練習する人は上達すること間違いなしですが、どうしても手探りになってしまうのは否めません。時間がかかってしまいます。

人の力を借りたり誰かの経験を聞いたりするのは最も効率的な時短テクです。

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