仕事も落ち着き、子供も成長して手が掛からなくなってきたので何か趣味を始めてみたい
ギターに興味があるけど40歳(40代)から始めても遅いのかな…?
という疑問を持つ方へ
そんなことありません!
僕は過去に何人も40代の方へレッスンを行いましたが、40代の方が一番コンスタントに練習を続けられた人が多かった印象を受けます。
そこで今回はギターを40代から始める時の上達における40代の強みや練習への取り組み方のポイントをお伝えして行きます。
是非最後までご覧ください!
結晶性知性による思考力が高い
40代というと体力や瞬発的な思考力(流動性知性)はやや低下傾向にあります。
人間の知性には結晶性知性(経験の深さ)という考え方があり、年齢を重ねるほどこの結晶性知性は高まっていくと考えられます。
これをギターの習得に当てはめると、それまでの経験から様々な角度で考えることが出来るため、高い洞察力を持って練習に臨むことができます。
過去の僕の生徒さんで40代の方が着眼点が鋭く、また能動的に練習に励んでおられた方がいらっしゃった印象です。
40代でもまだまだ遅くありません、というよりむしろギターを始めるのに最適な年代とも言えるでしょう!
目的意識が高い人が多い
お子さんが喜ぶような曲を演奏してあげたい、
奥さんや旦那さんと一緒にギターを習って演奏したい、
音楽友達と一緒にスタジオで演奏してみたい。
こういった目的意識を持つ方が40代の方が多く見受けられました。
ギターは練習や習得のプロセスそのものを楽しむのが上達のコツではありますが、目的意識やゴールを決めて目指している時こそパフォーマンスが高まります。
ギターをこれから始める、またはすでに始めている場合でも、いつでも目的意識を持って練習に臨むとその練習効率はとても高くなることでしょう。
ギターの練習を習慣にするのが上手い
楽譜や練習方法をお伝えした次のレッスンの時、コンスタントに練習時間を重ねて上達ぶりを見せてくれたのが40代の方が多かった印象です。
楽譜や練習に向かう時の集中力だけでなく、練習時間を何とか確保する意思、1日のどのタイミングで練習すれば集中力が高く保てるかという工夫、日々のギター練習との向かい方が非常に上手でした。
また楽器の習得は短期間で急激に上手くなるのは稀ですが、それを自然と理解した上で継続的な練習を行う必要があるため、長期的な視点で練習を客観視できる方が多かったです。
新しく物事を習得するための労力の配分、モチベーションを自ら保つ秘訣、ギターの練習や習得のためにどのように取り組めば良いのかなど、それまでの人生経験から得た自制心や胆力で粘り強く練習に臨んでいました。
独学が向いているかは人による
思考力、目的意識、習慣化する力を持ち合わせていても客観的なレビューや改善点やアドバイスがなければ、独学はかなり難しいです。
モチベーションと技術向上を両立する課題の策定、
実行とそのためのリソースの確保、
上達しているかを自分で判断する客観的視点、
モチベーションを保つために進捗を都度記録など、
独学に必要な要素は数多くあります。
これらを全て持ち合わせていなければ暗闇を明かりなしで手探りに進むに等しい行為が独学です。
「車輪の再発明」なんて言葉がありますが、必要の無い労力や時間をかけることほど無駄なことはありません。
それでも独学してみたい、試行錯誤そのものが楽しい、という方こそご自身で練習に励むと良いと思います。
ちなみにギタローはレッスンを行なっています。
客観的なレビューを受けたい方、独学は厳しいと感じた方はよければ下記からどうぞ!