ギターを持っている人なら、一度は考えたことがある「ギタースタンド」問題。
限られたスペースをおしゃれに活用しつつ、大切なギターをしっかり保管したいですよね。
そんなギタースタンドには、大きく分けて「床置きタイプ」と「壁掛け・吊り下げタイプ」があります。
今回はギター歴20年の僕が、賃貸アパートに住んでいる人でも参考になるように、特に壁掛けタイプの注意点も含めて、それぞれのタイプの特徴とおすすめのスタンドを紹介します!
1. 床置きタイプのギタースタンドの特徴と魅力
まずは「床置きタイプ」。
床に直接置くスタイルで、初心者から上級者まで幅広い人に人気があります。
床置きタイプのメリット
- 安定性が抜群:多くの床置きタイプはしっかりとした構造で、ギターが倒れにくく安全に支えます。特に3脚タイプやベースが広めのものは安心感があります。
- 移動が簡単:ギターの持ち運びが多い人や、ライブ・スタジオでも活用したい人におすすめです。簡単に移動できるので、気分や模様替えに合わせてレイアウト変更も気軽にできます。
- 複数本収納できるモデルも:複数のギターやベースを持っている場合、一つのスタンドでまとめて保管できるタイプもあり便利です。
床置きタイプのデメリット
床スペースを取るため、狭い部屋では少し圧迫感があるかもしれません。
また、デザインによってはシンプルすぎて、部屋のインテリアに馴染まないことも。
おすすめの床置きタイプ
- Hercules GS414B Plus:ギターをかけるとアームが自動で動きギターをしっかりホールドする安定性が高く安心して使えるスタンドです。スタジオでもよく見かけますね。
友人が使っていますが地震が来ても動かない、非常に堅牢で安心感があるスタンドとのことです!
- Fender Multi-Stand:複数のギターを収納できるアーティスト向けのモデルで、シンプルながらも存在感があります。
- K&M Guitar Stand:ドイツ製の頑丈なスタンドで、スタイリッシュなデザインがどんな部屋にも合わせやすいと評判です。
ボディ幅の調整ができるのでアコギ/エレキ/クラシックなど色々なタイプのギターでも置けるのが便利です。
2. 壁掛け・吊り下げタイプのギタースタンドの特徴と魅力
続いて、インテリア性を重視したい人におすすめの「壁掛け・吊り下げタイプ」を見ていきましょう。
こちらは、壁に取り付けてギターを吊り下げるスタイルで、ギターをアートのように見せることができるのが魅力です。
壁掛け・吊り下げタイプのメリット
- スペースの節約:ギターを壁に掛けることで、床スペースを節約できます。狭い部屋や多くの家具がある場合にもぴったり。
- インテリアとして映える:ギターを壁に掛けると、部屋が一気におしゃれになります。ギターそのものをアート作品のように飾れるため、好きなギターをいつでも眺めて楽しめます。
- 展示感覚で楽しめる:ギターを複数持っている場合は、コレクションのように並べることで、インテリアとしても楽しめます。
壁掛け・吊り下げタイプのデメリットと賃貸アパートでの注意点
賃貸に住んでいる場合、壁掛けタイプにはいくつか注意が必要です。
- 壁への穴あけが必要:多くの壁掛けタイプは、ネジでしっかり固定する必要があるため、壁に穴を開けなければなりません。賃貸物件では、原状回復が求められることが多いので、穴を開ける前に管理会社や大家さんに確認しておきましょう。
- 画鋲やホチキスサイズの穴はOKな場合も:賃貸物件の壁はポスターや時計のフックなど、日常生活を送るために画鋲程度のサイズであれば空けても原状回復は求められない、という慣習もあるようです。小さい穴だけで固定できる壁掛けギターフックもあるので後ほど紹介します!
- 取り付けの強度に注意:壁の強度や取り付け方が適切でないと、ギターの重さでスタンドが外れてしまい、ギターが落下する可能性もあります。石膏ボードなどの壁に取り付ける場合には、アンカーなどを使って強度を保つか、できれば柱部分に取り付けるようにしましょう。
おすすめの壁掛け・吊り下げタイプ
- Hercules GSP38WB:オートグリップ機能がついており、簡単にギターを掛け外しできる上、安全性も高いです。木製ベースがどんなインテリアにも馴染みやすいです。
- String Swing CC01KOAK:木製のベースが高級感を出し、シンプルでしっかりした構造が特徴。アメリカ製です。
- 壁美人ギター壁掛けスタンド:壁美人とは同封されている特殊シートと特殊ホチキスで壁に打ち付ける製品ブランドのこと。ギター以外にもテレビ掛けなどがあるようです。
特殊な硬いホチキスの芯で壁にスタンドを取り付けるので、壁に空く穴はホチキス程度のサイズで全然目立ちません。
僕も2年ほど使っていますが地震でも落ちることはないし、壁は全然目立たないので最高の商品ですね!
3. 賃貸アパートに最適なギタースタンド選びのポイント
賃貸アパートで使いやすいギタースタンドを選ぶ際のポイントを紹介します。
1. 壁への取り付けが難しい場合は床置きタイプを検討
賃貸物件で壁掛けタイプを使う場合、管理会社や大家さんに確認が必要です。
穴あけが難しい場合は、床置きタイプでスタイリッシュなモデルを選ぶと良いでしょう。
安定性やデザインも豊富なので、安心してギターを保管できます。
2. スタンドの設置場所とギターの種類に合わせて選ぶ
ギターのネックやボディのサイズに合ったスタンドを選ぶのも大事です。
また、インテリアに合わせて木製や金属製、装飾的なデザインなどを選べば、部屋に溶け込みやすくなります。
3. 壁掛けスタンドの取り付けに関するアイテムを活用
壁掛けスタンドを使いたい場合、地面から天井まで木材を突っ張って立てるアイテムを使うといいでしょう。
これらを活用することで、賃貸でも比較的安心して壁掛けスタイルを楽しめます。
4. まとめ
ギタースタンドは、ギターを安全に保管しつつ、部屋をおしゃれに見せるアイテムです。
賃貸アパートに住んでいる場合でも、床置きタイプをうまく活用したり、壁掛けの取り付け方に工夫をすることで、お気に入りのギターをスタイリッシュに保管できます。
自分のライフスタイルや部屋のレイアウトに合ったスタンドを選び、快適でおしゃれなギターライフを楽しみましょう!