ギターは60歳から始めても遅い?60代の強みや練習への取り組み方

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60代でギターを始めるとき、「結晶性知性」と「流動性知性」の観点から見ると、とても興味深い効果があります。

この記事では、60代でギターを始めることが、これらの知性にどう影響するのかについて考えていきます。

難しい話になりがちですが、できるだけ分かりやすくお話ししますので、ぜひ最後までお付き合いください!

 

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1. そもそも「結晶性知性」と「流動性知性」って何?

まずは「結晶性知性」と「流動性知性」について簡単に説明します。

結晶性知性とは?

結晶性知性は、過去の経験や知識をもとに培われた知性のことです。

60代になると長年の生活や仕事の経験から身につけた知識や常識、スキルなどが豊富に蓄積されていますよね。

これが「結晶性知性」です。

具体的には、言語能力や社会的な知識、知恵などがこれに含まれます。

実は、年齢とともに発展しやすく、60代の方はこの結晶性知性がとても高いと言われています。

 

流動性知性とは?

一方、流動性知性は新しい情報を処理し、素早く適応する能力です。

たとえば、問題解決や新しい物事を理解する力がこれに当たります。

この流動性知性は、年齢とともに低下しやすいとされていますが、工夫次第で維持や向上が可能です。

新しい趣味や活動に挑戦することが、流動性知性を保つためにはとても効果的だと言われています。

 

2. ギターで結晶性知性を活かす

ギターは、60代の方が持っている結晶性知性を活かすのにとても適しています。

60代の方がギターを学ぶときに、次のようなポイントで結晶性知性を活かせるんです。

 

音楽への理解力

音楽には多くの知識が必要です。

たとえば、歌謡曲やフォークソングなど、過去に聴いてきた音楽の知識や理解力がギター演奏にも役立ちます。

曲の構成やリズム感、さらに歌詞の理解などは長年の経験から身についているもの。

60代になると「この曲の感じ、わかる!」と、楽譜や歌詞を見ただけで曲のイメージがつかみやすくなります。

 

言語や記憶力を活用してコードを覚える

ギターではコードの名前や指の配置を覚える必要がありますが、結晶性知性が高い60代の方は、これをしっかりと身につけやすいんです。

日々の生活や仕事で磨かれてきた「記憶する力」「情報を整理する力」を活用して、効率的にコードを覚えられるでしょう。

また、歌詞の意味を深く理解したり、曲に込められたメッセージを味わうのも、結晶性知性のおかげです。

 

ストーリーや感情を込めて演奏

また、長年の人生経験を活かして、音楽に感情やストーリーを込めやすいのも結晶性知性の一部です。

音楽は感情を表現するツールなので、人生経験が豊富で、感情の深みを持っている60代の方にこそ、ギターはぴったりです。

演奏に気持ちを込めやすく、聴く人に「伝わる音楽」を奏でることができます。

 

3. ギターで流動性知性を鍛える

ギターを始めると、結晶性知性だけでなく流動性知性も鍛えられます。

これは新しいことを学び、対応する力が求められるからです。

 

指先を動かすことで脳が活性化

ギター演奏では、指を繊細に動かして弦を押さえたり、コードを変えたりすることが求められます。

これによって、脳が活性化される効果が期待できます。

指を動かす細かい動きは、脳の「運動野」や「前頭前野」を刺激し、新しい神経回路をつくるのに役立つと言われています。

これが流動性知性を保つ一助になります。

 

複雑なコードやリズムを覚える

ギターには、簡単なコードから少し難しいコード、そしてリズムなど多様なテクニックがあります。

これらを覚えて実際に指を動かしながら弾くことで、自然と頭を使います。

新しいコードやリズムを理解して取り組むのは、流動性知性にとって良いトレーニング。

初心者用の楽曲から少しずつレベルアップすることで、脳も一緒に鍛えられるのです。

 

楽譜を読む力もアップ

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楽譜やコード譜を読むことも、流動性知性を高めるポイントです。

楽譜やコード進行を読み解くには、瞬間的な理解力や判断力が必要です。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると新しい曲にもスムーズに取り組めるようになりますし、集中力も高まります。

こうした日々の練習が、流動性知性を維持するのに役立つんです。

 

4. 60代でギターを始めるメリット:心身ともに充実!

60代でギターを始めることで、結晶性知性や流動性知性を高めるだけでなく、さまざまなメリットが得られます。

 

ストレス解消

音楽を演奏することは、日常のストレスを忘れるいいリフレッシュ方法です。

ギターの音色に集中することで、気持ちが落ち着き、リラックス効果も期待できます。

好きな曲を奏でることで、気分が明るくなり、心が癒されます。

 

手先の器用さや反射神経の維持

ギターを弾くには、指先を使って正確に弦を押さえたり、スムーズにコードを変えたりする必要があります。

この動きは手先の器用さを鍛えると同時に、反射神経の維持にもつながります。

手を動かすことで、全身の血行も良くなるので、健康維持にも役立つでしょう。

 

コミュニケーションのきっかけに

音楽は、人と人とをつなげる力があります。

ギターを始めることで、新しい友人ができたり、家族との会話が増えたりするかもしれません。

地域のギターサークルや音楽イベントに参加することで、新たな仲間と出会えるチャンスも広がります。

 

5. ギターを始めるためのアドバイス

では、60代からギターを始めたい方に、いくつかのアドバイスをお伝えします。

 

無理なく、楽しみながら続ける

ギターを始めると、最初は「うまく弾けない」「指が痛い」などの壁にぶつかることもあるかもしれません。

でも、無理をせずに楽しむ気持ちを忘れないことが大切です。

1日10分だけの練習から始めて、少しずつ慣れていくと良いでしょう。

 

教材やオンラインレッスンを活用する

最近は、YouTubeやオンラインレッスンなど、自宅で気軽に学べる教材がたくさんあります。

映像で実際の動きを見ながら練習できるので、初心者にもわかりやすくてオススメです。

自分のペースで学べるので、リラックスしながら進められますよ。

 

自分のペースで上達を楽しむ

ギターの上達には時間がかかるかもしれませんが、その分、少しずつ成長を感じることができます。

最初は簡単なコードを覚え、次第に好きな曲を弾けるようになっていく過程が楽しいんです。

毎日少しずつ練習して、楽しみながら自分のペースで上達を目指しましょう。

 

まとめ

60代でギターを始めることは、結晶性知性と流動性知性の両方を高める絶好のチャンスです。

過去の経験を活かしながら新しいスキルを学ぶことで、心も体もリフレッシュでき、日々の生活が充実します。

年齢に関係なく、新しい挑戦を通じて豊かな時間を過ごしてみてください。

 

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