ギターに挑戦してみたいけど、楽譜の読み方がいまいちわからないってこと、ありますよね。
実はギターの楽譜には、少し独特な部分もあって、初めて見ると「これ、どうやって読むんだろう?」ってなることが多いです。
そこで今回は、ギターの楽譜を読み解くための基本をギター歴20年の僕がわかりやすく解説します。
楽譜の種類や記号、ちょっとしたコツも紹介するので、ギター初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
1. ギターの楽譜には2種類ある!
まず、ギターには大きく分けて「五線譜」と「タブ譜」の2つの楽譜があります。
これが混ざると少しややこしいので、それぞれの違いを知っておきましょう。
五線譜とは?
五線譜は、音楽の教科書とかでよく見る5本の線があるコレです。
ドレミファソ…と音程を示すもので、他の楽器でも一般的に使われる「標準的な楽譜」です。
ただ、ギターは五線譜をそのまま読むのは少し難しいことが多く、あまり初心者向けではないかもしれません。
タブ譜とは?
一方、ギタリストにとって親しみやすいのが「タブ譜」です。
こちらはギター専用の楽譜で、初心者でも比較的簡単に理解できます。
6本の線が表示されていて、ギターの6本の弦に対応しているんです。
それぞれの線に数字が書かれていて、どのフレットを押さえるかがわかります。
数字通りに指を動かしていけば、曲が弾ける仕組みです。
ポイント: タブ譜は音の高さが直接表現されているわけではないので、リズムを知りたい場合は別でリズム譜や音源があると安心です!
2. タブ譜の基本的な読み方
では、初心者がタブ譜を読む際に知っておくべき基本ポイントを見ていきましょう!
弦とフレット
タブ譜には6本の線があると書きましたが、これはギターの6本の弦に対応しています。
上から細い1弦、下が太い6弦です。
線に書かれた数字は、押さえるフレットの位置を示しています。
例えば、「5」と書かれていれば5フレットを押さえるという意味。
こんな感じです:
上の例なら、細い1弦の5フレットを押さえるってことですね!
和音(コード)の読み方
タブ譜には、コード(和音)を弾くための記載もあります。
コードのときは、同じタイミングで複数の数字が並びます。
上の例は「Am(エー・マイナー)」というコードの形ですね。
0は何も押さえず弾く(開放弦)という意味です。
スライドやベンドなどの記号も
ギターならではの弾き方もタブ譜で表記されています。
例えば、**スライド(s)やチョーキング(c)**などです。
- スライド: 「5s7」のように、5フレットから7フレットに指を滑らせます。
- チョーキング: 「7c」なら、7フレットを押さえたまま、弦を引っ張り上げて音を上げる奏法です。
少しずつ慣れてくれば、こういったテクニックも楽しく感じるようになりますよ!
3. リズムと音符の読み方
リズム譜や五線譜と併せて見ながら、実際のリズムを把握するのも大事です。
たとえば、リズム譜には「4分音符」「8分音符」などが書かれていて、拍を数えやすくなっています。
もし楽譜が難しくても、参考音源やカラオケでリズムを確認するのもアリです!
4. ギターコードとダイアグラムの見方
ギターを弾くなら「コード」を覚えるのも大事です。
コードを押さえるときは「ダイアグラム」という図を使います。
ダイアグラムとは?
ダイアグラムは、ギターの指板を上から見たイメージです。
6本の縦線が弦で、横線がフレットに対応しています。
●マークが押さえる場所を示していて、そこに指を置くだけでそのコードが鳴らせます!
基本コードを覚えよう
初心者のうちは、簡単なコードから覚えるといいですよ!以下のようなコードがよく使われます:
- C(シー):3フレット、5弦のルート音。ギターの定番コード。
- G(ジー):3フレット、6弦のルート音で明るい響き。
- D(ディー):2弦の開放音がポイント。軽やかな音色。
- Em(イー・マイナー):押さえる場所が少なく、初心者でも弾きやすい!
コードのチェンジを練習しよう
コードが弾けるようになったら、スムーズに次のコードに移れるように練習してみましょう。
ゆっくりでもいいので、しっかり音が出るように意識して練習するのがコツです!
5. 実際に弾いてみよう!
ここまでで基本がわかったら、実際に曲を弾いてみましょう。
自分の好きな曲を選んで、ゆっくりでいいのでタブ譜通りに指を動かしてみます。
最初はテンポに合わせるのが難しいかもしれませんが、少しずつ慣れてきますよ。
まとめ:練習あるのみ!
ギターの楽譜は最初は難しく感じますが、タブ譜やコード譜なら意外とすぐに慣れます。
とにかく楽しみながら、少しずつ読み方を覚えていきましょう。
毎日少しずつでも練習すると、確実に上達しますよ!
最後にもう一度ポイントをおさらいすると…
- タブ譜は弦とフレットがわかりやすく書かれている
- コードダイアグラムを見て、よく使うコードを覚える
- リズムは音源やリズム譜で確認する
- 実際に弾いてみて、感覚をつかむ!
ギターを弾くのは楽しいので、無理なく続けていきましょうね。
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